天明環境保全隊について

天明環境保全隊が目指すもの

  • 次世代を担う若者が希望を持てる農業と活力ある農村の創出を目指す
  • 安心安全な食料や地域の生活環境のために、様々な活動を展開する

「食」はすべての源。「食」することで人は形成され未来が育まれます。
安心安全な「食」の提供には、健全な地域環境、農家の継承、地域住民の理解が欠かせません。
天明環境保全隊は、地域住民とともに環境保全の推進をベースに「魅力ある農村」づくりのための活動を行っています。
「清らかな自然」、「儲かる農業」、「住み続けたいと思う生活環境」これが「魅力ある農村」だとと考えています。
未来のため、子どもたちの将来のため、地域住民と団結して保全活動に努めてまいります。
天明環境保全隊ロゴ
天明環境保全隊ロゴマーク
平成28年度 熊本市天明中学校第三学年作成

平成28年度事業計画・予算決定

 平成28年4月14日、全集落の集落保全隊代表(31名)、環境団体・JA・学校関係等の団体保全隊の代表(16名)出席のもと、天明農地水環境保全組織の運営委員会を開催し、27年度活動報告・決算および28年度活動計画・決算が決定されました。集落や団体の活動は、毎月5日に開催される役員会で審査、協議を行います。

画像をクリックで、拡大(PDF)にてご覧いただけます。
天明環境保全隊H28年度事業計画

天明環境保全隊の主な活動

熊本地震後の補修活動

 平成28年熊本地震からの復旧に向けての活動を紹介します。
各集落保全隊において、施設の巡回調査後、破損個所の応急工事を実施しています。
なお、農道や排水路の補修については、熊本市で早急に対応してもらいました。

用水路の補修
用水路のひび割れ補修(約70箇所)
水路橋の補修
水路橋の補修(15箇所)
パイプラインの補修
パイプラインの補修(10箇所)

保全隊の活動のポイント

≪水をテーマに学校との連携≫
三本松・護藤・天明地区には、小学校7校、中学校が2校あります。
天明管内の小中学校では、田植え体験、水源かん養林での保全活動、EM菌の投入を行うなど、地域と学校が一体となった活動が展開されています。
 次世代を担う子どもたちに、農地・水・生き物等の環境に関心を高め理解を深める活動を行っています。

田んぼの学校
田んぼの学校
天明未来の森
天明未来の森での下草刈り(山都町)
廃油石鹸づくり
廃油石鹸づくり(天ぷら油の再利用)

≪農村文化に触れる≫
 かかしづくり・どんどや・あげたかな  脈々と受け継がれてきた地域に残る文化を絶やすことなく継承しています。子どもたちが地域の農村文化に触れることで、歴史、農地・農業への関心も深まります。
(あげたかなとは、十五夜に子どもたちが「あげたかなー、さげたかなー」と言いながら各家のお供えしてあるお菓子を貰って回る行事です。)

火祭り(どんどや)
火祭り(どんどや)
水神への祭り
水神への祭り(合志:川祭り)
レンゲ祭り
レンゲ祭り
しめ縄づくり
しめ縄づくり
案山子
案山子
熊本城マラソンコース
案山子(熊本城マラソンでも応援)

農地維持

農地を万全に維持するため、以下のような活動を行っています。

活動内容

  • 点検・機能診断
  • 計画算定会議、検討会(年2回)
  • 農公約(草刈り・土砂上げ・砂利敷き)
  • 用排水の調整、耕作放棄地解消

活動費:3,530万円  使途:物財費、機械経費、日当、他  ※農振地区以外も活動費として使用できます。

施設の点検
1)施設の点検・機能診断を行います。
活動計画策定会議
2)年間活動計画策定会議にて年間の活動について決定します。

実践活動

3)年間活動計画に基づき、様々な活動を行っています。

草刈り
草刈り
土砂上げ
水路の泥上げ
カキ殻落とし
樋門のカキ殻落とし
一斉清掃
農地や水路の清掃
用水調整
用水調整
熊本城マラソンコース清掃
熊本城マラソン前の清掃

資源向上

施設補修・農村環境の保全・多面的機能増進といったテーマを設け様々な活動を行っています。
活動費:2,024万円  使途:施設補修・農村環境の保全・多面的機能増進など

テーマ 活動内容
機能診断
計画策定
機能診断、巡回調査
計画策定会議、合同検討会(環境団体・学校・青少協等)
施設補修 目地詰め、防草シート、芝張り
破損箇所の改修、ゲートの塗装等
農村環境の保全 学習会(水環境、農業体験(水利用)
広報活動(広報誌・活動パネル・PR看板)水質調査
EM菌の水土浄化(活性液・EM菌ダンゴ・ボカシ)
水源かん養林保全(植林・下草刈り)
天明地域ビオトープづくり、外来種の調査・除去
生き物調査、酸欠魚お助け、ホタルの育成
水浄化(炭焼き・炭入れ・炭洗い)刈草の堆肥化、廃油を石鹸へ
レンゲ、花畑(菜の花・彼岸花など)
伝統的農法の保全(掛け干し・わら小積みなど)
防火用水の保全、冬期の通水
多面的機能増進 高齢者と農業体験を通じた交流
伝統行事の継承(案山子・しめ縄・雨乞い太鼓等)

啓発・普及

手作り看板(ゴミ捨て禁止)
手作り看板(ゴミ捨て禁止)
EM環境ネットワーク
研修会(EM環境ネットワーク)

施設補修

農道のひび割れ補修
農道のひび割れ補修
防草シート張り
防草シート張り
水路橋のサビ落とし塗装
水路橋のサビ落とし塗装

地域環境の保全

EM活性液で水浄化
EM活性液で水浄化
外来水草除去
外来水草除去
水源涵養林の下草刈り(阿蘇市)
水源涵養林の下草刈り(阿蘇市)
水質調査
水質調査
竹炭づくり(天明中)
竹炭づくり(天明中)
外来タニシの除去
外来タニシの除去
レンゲ(減化学肥料)190ha
レンゲ(減化学肥料)190ha
水浄化 炭入れ(天明中)
水浄化 炭入れ(天明中)
水浄化 EM団子づくり
水浄化 EM団子づくり
酸欠魚助け(貯水池)
酸欠魚助け(貯水池)
生き物調査
生き物調査
花植え
花植え
資源循環 刈草で堆肥作り
資源循環 刈草で堆肥作り
消火用水・生息用水確保
消火用水・生息用水確保
EM活性液製造
EM活性液製造(保全隊倉庫)

多面的機能増進

わら小積と案山子
伝統農法:わら子積みと案山子
しめ縄づくり
しめ縄づくり
高齢者との交流
高齢者との交流(レンゲ畑)

資源向上活動(施設の長寿命化)

 老朽化した土地改良施設(水路・ポンプ・ゲートなど)の修理・更新を実施し、長寿命化に取り組みます。
事業費30万円以下の場合は、集落保全隊が主体となり、機能診断後、自分達の手で改修(一部発注可)となります。
個人性の強い施設改修は対象外になります。
 事業費30万円を超える場合は、天明農地・水・環境保全組織が集落での機能診断を基に、校区単位で検討会(集落保全隊代表+工事担当理事)を経て、天明環境保全隊の理事会で審査・決定後、発注して整備します。

活動費:約5,000万円  使途:用水路・用水ゲート・用水ポンプ等の補修・更新

整備までの流れ


1)集落保全隊+工事担当理事の現地調査 写真は差し替える

2)工事箇所や対応の検討会

3)見積または入札

≪ 現地立会 ≫


≪ 竣工検査 ≫


転倒ゲート:新城

水路橋:道古閑

嵩上げ:中沖

上内田揚水ポンプ:真空ポンプ

受賞

全国豊かな村づくり農林水産大臣賞受賞

 平成27年11月18日、平成27年度全国むらづくり農林水産大賞を受賞しました。
豊かな自然環境を次世代に引き継ぐため、地域ぐるみで環境保全に取り組み、地域、学校教育、福祉との連携による保全活動の拡大や文化活動の展開で地域づくりが進み、文化の伝承や団体の連携により様々な問題を解決していることが、社会の賞賛に値することでの受賞でした。
農林大臣賞 表彰式
農林大臣賞受賞

日本水大賞「未来開拓賞」、SYDボランティア奨励賞「文部科学大臣賞」を受賞(天明中学校生徒会)

 平成27年度、構成員の天明中学校が日本水大賞「未来開拓賞」並びにSYDボランティア奨励賞「文部科学大臣賞」を受賞しました。
 天明中学校は、長年に亘り海苔竹の廃材を利用した竹炭により水浄化、水源かん養林の保全活動、海浜・地域清掃、花植、花の苗配布等の環境保全活動が高く評価されての受賞です。
 天明中学校がめざす姿である地域「地域連携」~地域と協働し、地域とともに歩む学校~としてふさわしい表彰でもあります。
未来開拓賞受賞
EM活性液流し

天明環境保全隊事務局

〒861-4125 熊本県熊本市奥古閑町1863-5(旧水土里ネット事務局)
受付 毎月15~25日
TEL:096-223-2226  FAX:096-223-5606
Email:tenmei-hozen@rose.plala.or.jp