天明環境保全隊 生き物調査結果・ホタル成育発表会

平成30年12月2日(日)、天明公民館において、生き物調査・ホタル成育発表会を開催しました。

今年度は、管内の力合西小、飽田南小、中緑小、銭塘小、奥古閑小、川口小の児童64名が調査員として参加。
5月~10月にかけて地域の水路や田んぼにいる鳥類・両生類・は虫類・昆虫類などの調査を行いました。
スッポン、コウモリ、ウシガエル、アサギマダラ、メダカ、モクズガニ、タナゴ等珍しい生き物も報告されました。

調査員の児童達から 「気をつけて水路を見ると、いろんな生き物がいる」 「冬場はどこにいるのか、春には又来てくれるか」 「生き物を守るためにゴミを捨てない」など不思議に思ったり、気づきもありました。

5年前から始めたホタルの飼育は、小・中学校(5)や集落(3)が合同で勉強会を開催し、連携して行なわれています。
今ではその仲間も8団体に増えています。

銭塘小、天明中学校より「今年は多くの人が観賞に来てくれた」 「地元産を増やすための水環境づくり」 「地域の協力がありがたい」など
飼育の成功秘話や苦労話の発表がありました。
当日は、市環境共生課、校長先生や保護者の方等総勢110名を超える参加を頂きました。
身近な生き物を観察し、その変化を知り、環境問題に関心を高めるよい機会となりました。
来年度は、地域の特性を生かして干潟、河口、川、田んぼでの生き物調査を行うことにしています。